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M32 カーテレビ化計画。(1)
ノートパソコンでテレビが観れたら・・・・・誰もが想うことでしょう。
特にサブノート/ミニノートをお持ちなら。
しかし現実にはマシンパワーが必要です。
非力なノートでは小さいウィンドウでカクカクした動きでしか観ることができません。
古くからTVチューナーPCカードは存在していましたが、普及しなかった一因はそこにありました。
しかしMMX233MHzにクロックアップしたM32ならなんとかならないだろうか・・・。そう思って挑戦してみることにしました。
2000年あたりから、相次いでUSB接続のテレビチューナーBOXが登場してきましたし。 |
あまたあるテレビチューナーBOXの中から、まずはNOVACのキャッチTVを選びました。
動作環境がMMX133MHz以上となっていたのでM32なら楽勝だと思ったからです。
このキャッチTVのいいところは、USBで簡単に接続でき、しかもバスパワーで動作するので外部電源を必要としない。また本体にスピーカーを内蔵しているので、PC側に音源を必要としないところです。だからマシンパワーを要求しないのか・・・。
しかし実際に使ってみると、320×240ドットで表示している分にはそこそこ観られますが、フルスクリーンで表示するとフレーム落ちが激しく、動きがかくかくして観るに耐えません。
画質もざらざら感が目立つので長く観る気になれず、「あぁ、所詮こんなもんか」と思ってしまいました。
惨敗。しばらくめげていました。 |
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次にLeadtekのWinFast TV USBに目を付けました。
日本ではバーテックスリンク(PCカーナビファンにはなじみ深いですね)が販売代理店になっており、Smart TV USBという名称で販売しています。
要求スペックはPentium200MHz以上。
MMX166MHzのM32でも動作するかも知れないし、233MHzにクロックアップしていれば多少の余裕があります。
このSmart TV USBはDOS/V MagazineのTestLabのUSB TVキャプチャボックス特集で、最もCPU占有率が少ない軽い機種として紹介されていました。(記事はここでも見られます。)
これなら滑らかな表示が期待できるかも。
ところがいくつか販売店を廻ってみてもいっこうに見つかりません。
そこでバーテックスリンクのオンラインショップから購入することにしました。 |
到着するやさっそく開梱してインストール。テレビアンテナをつないで表示ソフトを起動。 さぁてどうかな??
結果、表示ソフトの起動には時間がかかりますが、立ち上がってしまえばウィンドウ表示はもとより、フルスクリーン表示においてもなめらかで見やすい画像表示が得られました。
よっしゃぁっ!! ム^o^)v
ということで、このSmart TV USBを使えば、M32を液晶テレビ化できることがわかりました。8.4インチの液晶テレビですから、パーソナルテレビとしてはじゅうぶん観ごたえがあります。
それと、写真でもおわかりのようにリモコンが付属していますので、表示ソフトを起動したあとの操作はほとんど手元でできるのが便利です。
ウィンドウ/フルスクリーンの切り替えはもとより、チャンネル、音量、消音など、ひととおりのことはできるようになっています。
さらに、S-VIDEO/コンポジットビデオ入力端子とオーディオライン入力端子を装備していますので、テレビ鑑賞だけでなく、ビデオモニターとしても使えるのが嬉しいです。旅先で録画したビデオをすぐにM32で楽しめる、というわけですね。
また、録画機能もあり、映像をAVIファイルに保存することもできます。6分半程度で2GB消費しますので、あまり現実的ではありませんが、M32が簡易ビデオデッキとしても使えるということになります。 |
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