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M32 カーテレビ化計画。(4)
さて、次はアンテナの強化だ!!
ということで、まずはカーTVアンテナについての情報をあちこちから仕入れはじめました。
そして調べていくにつれ、最も安定したテレビ受信を実現するためには、車外にロッドアンテナ型のダイバーシティアンテナを設置するのがいちばんだ、という結論に達しました。 |
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わが愛車はスタイル重視のEDなので、最初は車外にアンテナを取り付けるのには抵抗を感じていました。
FM用のアンテナもリアウィンドウにパターンされているぐらいだし。(今では当たり前になってきましたが、当時は斬新でした。)
しかし仕入れた情報では、車内設置型では充分な受信感度を得るのはなかなか難しいようです。
車内設置型の中では原田工業叶サのフィルム貼り付け型のPALUESシリーズが性能的に優れているようなんですが、とにかく値段が高い。
しかも性能を引き出すためにはかなりシビアに設置しなくてはならないようです。 |
それに引き替え、ロッドアンテナ型のダイバーシティアンテナはネットオークションなどで3千円程度で入手できます。
また、気になりだすと目がいってしまうもので、車外にロッドアンテナを装着している車を注意して見ているうち、さほど気にすることもないと思えてきました。
ということで、ここは性能&価格重視で行くことにしました。
ちょうどネットオークションに手頃なダイバーシティアンテナが出品されていたので落札、取り付けました。 |
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Panasonic CL-T70というアンテナです。
これで外からぱっと見た感じでは、Panasonic製の大型液晶テレビが設置されているように見えることでしょう。(^^;)
アンテナをダイバーシティユニットに接続して、映りを確認してみると・・・・・。
前回試した車内アンテナよりは、はっきりと映っています。が、まだまだノイズも多いですね。 |
しかしノイズが多いながらも走行中の安定性は良くなりました。さすが4chのダイバーシティシステムとして動いているぞ、という感触は得られました。
とはいえ、もうちょっときれいな映像で見たいよなぁ、と考えたちばは、カー用品店で見かけたプリアンプを導入することにしました。 |
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アンテナからの電波をダイバーシティユニットに入れる前に、4chそれぞれを個別に増幅するものです。このプリアンプの導入により、さらにノイズの少ない映像が得られました。 |
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さらによく映るように車の位置を微調整してみると、船橋市内でもかなり綺麗に映ります。 |
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まぁ走行中の映りの程度は場所によりけり、という感じですが、何はともあれ船橋界隈でも使えるようになりました。
これにて一件落着〜。\(^_^)/ |
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さて、音声にパチパチとノイズが入る問題については、テレビチューナーBOXから直接音声出力を取り出し、アンプ内蔵スピーカーに送ることで回避することにしました。
ただ、この方法だと音声と映像に若干のずれが出てしまいます。映像のほうがUSB経由で処理される分だけ遅れる感じです。
しかしその差はわずかなので、ときどき口パクに見えてしまう程度です。
まぁノイズ感は少しでも少ないほうがいいのでこの方法で決まり。
こうすることで、TVを観たくなったとき、M32に接続するのはUSBケーブル1本だけ、とお手軽になります。 |
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このレポートの途中で、愛用していたM32が起動しなくなるというトラブルに見舞われました。自転車のかごに入れていたときの衝撃で、IrDAのLEDが基板から脱落してしまったことが遠因になったようです。
幸いM32を2台持っていたので、HDDを載せ換えるだけでレポートは継続できました。
おかげでMMX166MHzのノーマルクロックでもSmart TV USBは正常に画像を表示することもわかりました。
ただ、ステレオ化していた内蔵スピーカーも元に戻ってしまったため、音が小さくなってしまいました。そのこともあって、アンプ内蔵スピーカーをつけることにしたといういきさつもあったりします。 |
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