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NT4.0ドメインから2003ActiveDirectoryへの移行手順
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5.本運用サーバーへの操作マスターの移行と最終処理 |
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「スタート」「管理ツール」「ActiveDirectoryサイトとサービス」を開きます。
HONCHANサーバーのNTDS Settingsを右クリックしてプロパティを開きます。 |
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「グローバルカタログ」にチェックを入れます。 |
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しばらくするとグローバルカタログの配布ができるようになります。
次に操作マスター(FSMO)を移行します。 |
「コマンドプロンプト」を開き、ntdsutilを実行します。
下の緑の部分を順次入力していきます。
赤数字の部分で下図のポップアップが出ますので「はい」をクリックします。 |
C:\> ntdsutil
ntdsutil: roles
fsmo maintenance: connections
server connections: connect to server honchan
honchan に結合しています...
ローカルでログオンしているユーザーの資格情報を使って honchan に接続しました。
server connections: quit
fsmo maintenance: transfer domain naming master
1
fsmo maintenance: transfer infrastructure master
2
fsmo maintenance: transfer PDC
3
fsmo maintenance: transfer RID master
4
fsmo maintenance: transfer schema master
5
fsmo maintenance: quit
ntdsutil: quit
honchan から切断しています...
C:\> |
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以上で操作マスタ(FSMO)が移行できました。
これで本運用サーバーがマスタードメインコントローラになりました。 |
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仮サーバーの削除 |
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ADには仮サーバーの情報がまだ含まれています。
仮サーバーからドメインコントローラの機能を削除し、ネットワークからはずしたいところです。
が、これまでの経験ではNTドメインからアップグレードしたADドメインコントローラからドメインコントローラの機能を削除しようとすると失敗することが多いです。
ですが、一応、手順を追ってみましょう。 |
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「サーバーの役割管理」で「役割を追加または削除する」をクリックします。 |
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「ドメインコントローラ(ActiveDirectory)」を選択して「次へ」をクリックします。
「ドメインコントローラの役割を削除する」にチェックを入れ、「次へ」。 |
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次へ進みます。 |
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次へ進みます。 |
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ADドメインの管理者パスワードを入力します。 |
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次へ進みます。 |
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しばし待ちます。 |
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うーむ、やはり失敗しました。 |
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もし成功するようでしたら、メンバーサーバーになったところで仮サーバーを仮ネットワークからはずします。やはり失敗した場合は「次へ」進みます。 |
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「次へ」進みます。 |
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しかたがないのでとりあえず完了させ、仮サーバーはここでお役ご免。電源を切り、仮ネットワークからはずしてしまいます。
その後、「スタート」「管理ツール」「ActiveDirectoryユーザーとコンピュータ」を開き、「DomainControllers」の中から、旧PDCを右クリックし、「削除」を選択します。 |
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「はい」をクリックします。 |
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「このドメインコントローラは永久にオフライン・・・」を選択します。 |
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同様に仮サーバーを右クリックし、削除します。 |
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「スタート」「管理ツール」「ActiveDirectoryサイトとサービス」を開きます。
仮サーバーのNTDS Settingsを削除します。仮サーバーが開けないときは、新サーバーのNTDS Settingsの中の「<自動生成>」を右クリックしてプロパティを開きます。 |
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「全般」タブの「レプリケート元」の「変更」ボタンをクリックします。 |
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とりあえずここを開くと仮サーバーが開けるようになります。 |
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仮サーバーの「NTDS Setting」を右クリックして削除を選択します。 |
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「はい」をクリックします。 |
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「このドメインコントローラは永久にオフライン・・・」を選択します。 |
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仮サーバーを右クリックして削除を選択します。 |
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「はい」をクリックします。 |
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いや〜、おつかれさまでした。
こうしてできた新サーバーを元のネットワークにあるPDCと入れ換え、動作確認を取ってみましょう。うまくない部分があれば、いつでもPDCに差し戻し、問題がなくなるまで新サーバーに修正を重ねることができます。 |
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