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NEC Express5800/110Ge
オンボードRAID設定記
このサーバー、安っすいですね〜。
ある会社の公開サーバーを立てることになり、
格安で仕上げる必要があったため、
CentOSで動くサーバーを見立てました。
6年ほど前は、安いサーバーと言えばDELL、
3年ほど前はHPでしたが、今はNECですね。
いまもHP ML115 G5 なら安いですが、
AMD Athlon に一抹の不安が。
で選んだのが、NEC Express5800/110Ge。
NTT-X StoreでExpress5800/110Ge NP8100-1447Y
Celeron430 1.8GHz mem512MB HDD80GB が14,800円、
ネット注文で2,000円引き、さらに送料無料、
つまりなんとわずか12,800円。(2009/5/8現在)
これにCentOS5.3をダウンロードしてDVDに焼いたので、
初期費用13,000円というところです。
ね、安いでしょ?
しかも、オンボードでハードウェアRAID0/1/10に
対応しているという優れものです。
安すぎです。自分で買いたくなります。
さて、13,000円コースのままでも充分使えるんですが、
アキバで512MBメモリと80GB HDDを買ってきて増設。
メモリはデュアルチャネル動作狙い。
通常、ECCつきDDR2-800は高いけど、
Transcend TS64MLQ72V8Jなら2,000円弱。
そうそう、ECCでもUnbufferタイプを選んでね。
もちろんHDDはRAID1狙い。SATA80GB。3,500円弱。
ここまでやっても18,500円ですよ。 シンジラレナーイ。
さて、サーバーは客先に届くようにしたので、
お伺いしてはじめてご対面。
SATAケーブルは付属していましたが、
HDD固定用のインチねじは余分なし。
後日また開けるのはめんどうなので、電源をとめているねじを
一部拝借して固定。後日は外だけで済むようにしておく。
そして、組み上げてRAID設定をしようと、電源をいれ
NECのロゴを見ながらF2キーを押してBIOSを起動。
設定項目を探すも、グレーアウトしていて変更できない・・・。
そこからネットで調べはじめたので、1時間ほどロスしてしまった。
重要:同じくはまってここへ来た方へ。
オンボードのハードウェアRAIDはデフォルトでは無効になっており、
有効にするにはマザーボード上のジャンパーを差し換える必要があります。
このジャンパーを切り替えると、BIOSロゴのあと、
RAID BIOSを示す文字が出てくるようになります。
LSI MegaRAID Software RAID BIOS ・・・
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Press Ctrl-M or Enter to Run LSI Software RAID Setup Utility
Configure → New Configuration で、「READY」となっている
2台のドライブにカーソルを合わせ、スペースキーで選択すると
表示が「ONLIN A00-00」「ONLIN A00-01」に変わる。
F10キーを押し、Select Configuration Allay(s)へ。
A-0としてSPAN-1が設定されている。
F10キーを押し、Virtual Drives Configureへ。
ここでRAIDレベルその他の設定ができる。
DWCだけデフォルトからOnに変更。
これはDiskWriteCacheの設定で、Offのままだと性能が50%も低下する。
そのかわりOnにすると、突然の電源断時にキャッシュ中のデータが失われる、
とのこと。・・・確率の問題。データ重視ならOffもありでしょう。
Acceptを選択、Enter → ESC。
「Save Configuration?」画面でYes。
トップに戻って、Initializeを選択。
作成したVirtual Driveを選び、Space → F10。
100%になったら、完了。
端折って書きましたが、詳しいことはNEC Webサイトの
NEC Express5800/110Ge
ユーザーズガイドを参照してください。
以上でオンボードハードウェアRAIDの設定は完了。
CentOS5.3をDVDからインストール。
デバイス名が、VirtualDiskうんにゃらかんにゃら・・・と長ったらしい以外は
普通にセットアップが完了し、動作を開始しています。
以上、参考になれば。
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