キッチンの照明① ダクトレールを使ってリニューアル!



 

キッチンの照明を掃除して綺麗にしようと思い、取りはずしてみたところ、プラスチックの笠は綺麗になるものの、メッキ部分が錆びとホコリと油が融合していて、いかんともし難い状況になっていました。

こりゃ駄目だキレイにはならんってことで、この際買い換えることに。

これまでは笠が4つあり、5W、明るさ40W相当のLED電球を4本取り付けていました。

それよりは暗くならないようにしながら、もうちょっとおしゃれにしたいところ。

折しもコロナ渦による緊急事態宣言が発令中で、不要不急の外出は自粛しなければならない状況。

本来なら電器店やホームセンターなどの照明売り場をハシゴして、お値段とも相談しながら目で見て決めたいところではありますが、そうもいきません。

今回はネット通販。お値段はやはり相談しながらも写真で決めちゃいました。

口コミを読むと取り付けや接続が大変らしいですが、おしゃれなガワさえ手に入れば、あとは中華クオリティでもなんとかなるでしょ、ってことで。

漠然と5000円くらいでいいのないかなぁ、と思っていましたのでちょっと予算オーバーですが、夜の柔らかい光と昼の窓辺の写真に惚れ込んで決めました。


このエジソン電球との組み合わせが非常にいい!
以前、IKEAではじめてエジソン電球を見て、趣のある光が心に残っていたこともあり。

ということで、電球は使い回すこともできたんですが、敢えてLEDエジソン電球も発注。ますます予算オーバーだ。

さらに、ペンダント型なのでダイニングテーブルの中央に降ろさなければなりませんが、引っ掛けシーリングは部屋の中心にあり、部屋の奥にあるテーブルの中心からおよそ1m弱離れています。
これをどう処理するか。
といいつつ、天井を眺める。

まぁいままでもペンダント型で部屋の中心に低くならないようにぶら下げていたんですが、今回選んだのは長さが必要ですからね。ちょっと低くしないとでしょう。

単に延長コードでだらんと飛ばしたのではカッコ悪いだろうし、中途半端にモールで隠しても変だろうし、かといっていい処理が思い浮かばない。

おまけに、テーブルの上に大きくシフトすることでテーブルのない側が薄暗くなってしまいます。

そこで考えたのが、引っ掛けシーリングを撤去して、最近流行りのダクトレールに置き換え、そこへペンダントライトからの配線をつなぐこと。

そうすれば短い配線で目立たずに済みそうです。

テーブルのない側にもダクトレールを施設し、こちらにも照明を取り付け、明るさを確保する。
ここは今あるLED電球の使い回しもありかな。

という構成で解決できそうです。

ちなみに引っ掛けシーリングに直接取り付けできる簡易取付型ダクトレールというのもありますが、高価だし長さが足りないし見栄えが落ちるので早々に除外しています。

電気工事士の資格を活かしてスッキリ仕上げたいものです。

なお、資格をお持ちでない方や、賃貸で穴が開けられないといった方が簡易取付型を検討されているようでしたら、ちょっとお高いですが山田照明の薄型ライティングダクトが検討の価値大です。

また、コイズミ照明やオーデリックではスライドできて1.5mというのもあります。お高いですが。

ところが。
ダクトレール一式。

当初はネットで全部揃えればいいかと単純に考えていました。

しかし、ネットでダクトレールを買うとなると長尺ものなので送料が高くつくようです。

加えて必要なパーツが思うように揃わなかったり。

ダクトレールの著名メーカーは、パナソニック、東芝、DAIKO、ELPA、YAZAWAといったところ。

取り扱いが豊富なパナソニックならすべて揃いますが、ひとつひとつがお高めなので、トータルするとペンダントライト並みに高くなってしまいます。それは却下だよなぁ。

折しもティッシュや石鹸がなくなってきたというので、買い出しついでにホームセンターを覗いてみることにします。

でもダクトレールなんて、見た気がしないんだよなぁ。。。
近場のホームセンターの電材売り場はだいたい見て回っているのでちょっと不安。

と言いながらいつものカインズ船橋習志野店で探してみたところ、ありました!
資材館ではなく、本館の照明コーナーに。

カインズはYAZAWAのダクトレールを扱っています。
はっきりとした白と黒の2種類が選べます。
家電っぽいクリーム色じゃないモノトーンなところがおしゃれ。さすがカインズだ。

しかも、YAZAWAのダクトレール製品群の多くは東芝ライテックのOEMですね。

少なくともレールとフィードインキャップには東芝のロゴが入っていました。
これは安心だ。


ただし、レールとレールをつなぐI形ジョインタは置いてませんでした。

うちの場合は、引っ掛けシーリングを撤去した場所にI形ジョインタを設置し、そこから両方向に伸ばしたレールに電源供給しようと考えているので、これがないと始まらない。

けど、I形ジョインタだけ東芝のをネットで買えば、きっと使えることでしょう、きっと。
OEM供給するにあたり、形状を変える必要はないはず!と予想して東芝のI形ジョインタを発注。


東芝ライテック ライティングレール6形 I形ジョインタ 白

また、引っ掛けシーリングアダプタも白だけ売り切れていたので、

東芝のをAmazonなら555円だし発注。


東芝ライテック ライティングレール用引掛シーリングボディ(白) NDR7010

1mのレールとエンドキャップ、E26口金のスポットライトシリンダーを2つずつカインズで購入しました。

そして2日後、Amazonからペンダントライト、LEDエジソン電球とともにI形ジョインタNDR0238が到着しました。



さっそく引っ掛けシーリングと入れ換えていきましょう。


Wの文字があるほうに白いケーブルをねじ止めします。


I形ジョインタが付きました。
でもなんだかI形ジョインタそのものが少し曲がっているような気がするけど気のせいかなぁ。

次にダクトレールを取りつけます。
ダクトレールにも極性があります。

下になる面に出っぱりがあるのがW側です。
ちゃんと逆向きにははまらない構造になっています。

レールのねじ穴が当たる部分に鉛筆で印をつけ、念のためPanasonic壁裏センサーで確認してみます。


パナソニック 壁うらセンサー 乾電池式 内装材専用 EZ3802

どうやらダクトレールを取りつける部屋の中心部分には、しっかり野縁があるようです。よかった。

人間の目は直線性や平行度にはかなり敏感なので、念には念を入れ、片側の壁からの距離を確認しながら最終的なねじ止めをしました。



レールを差し込んだらジョインターの固定ねじを締めます。


で、やっぱI形ジョインタが少~し曲がっているような気がするんだよなぁ。まいっか。言わなきゃわかんないよな。

ダクトレールの両端にエンドキャップを取りつけて、レールは完成です。

さっそくスポットライト口金にLED電球を取り付け、レールにはめ込んでみます。


いいね。
電球の向きを変えられるので、冷蔵庫に向けたり食器棚に向けたりすると中が見やすくなります。
そうやって暗がりが減ることで部屋がより明るく感じられます。
昭和から令和になった感じ。

まだLED電球余ってるから、もっとつけちゃおっか。

さて、お次はペンダントライトですが、ちょっと厄介なので、次の記事で。

 

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