MANOMAライトプラン



 

MANOMAに新しいプランが追加されました。
といっても昨年12月のことですが。

天井に取り付けるシーリングライトに、Bluetoothスピーカーやマイク、 各種センサーを内蔵した「マルチファンクションライト」(LGTC-31)という新商品が追加され、これを軸にした新しいプランができました。

お?、ソニーからシーリングライトとは、ソニーもいよいよ家電業界に殴りこみか?
と一瞬思いましたが、どうやらそこまでの気概を持った展開の商品ではなく、あくまでMANOMAの可能性を拡げるためのプロダクトのようです。

シーリングライト本体はオリオンに製作を依頼している模様。
おー、私がカインズで買った50インチテレビのメーカーだ。

ライトの中心部にソニーが作ったマルチファンクションユニットLGTG-210を取り付ける形。
やはり家電はやらない、というスタンスは崩してはいないのでしょう。

なので、ライトにはライトのリモコン、マルチファンクションユニットにはスマートコントローラーリモコンがそれぞれ対応します。
リモコン2個はちょっとめんどくさそう。
スマホアプリからも操作できるので、さすがにそちらは使い勝手を考えているのではないか、な?

LGTC-31 主な仕様:
適用畳数:10畳相当
色温度:電球色(2800K)~白色(6600K)
消費電力(照明部):39W (ユニット組み合わせ時最大56W/待機時1.3W)
最大外形寸法:520mm(直径) x 112mm(高さ)
質量:2.2kg
通信方式:無線LAN IEEE 802.11 b/g/n Bluetooth 5.0(対応コーデック:SBC、AAC、aptXLL)
センサー:人感センサー、照度センサー、温湿度センサー
マイク指向性:全指向
使用スピーカー:直径46mm(フルレンジ)x1
スピーカー最大出力:約5W
IRコントロール:テレビ、エアコン

 
シーリングライト部分は直径およそ50cmと標準的な大きさで10畳用と明るいし、白色・電球色それぞれ明るさを自由に変えられるので、問題なさそうです。
ただ、壁のスイッチで切ってしまう癖がついていると、シーリングライトとしては問題ないものの、マルチファンクションユニットの電源も切れてしまうのでそこは注意が必要です。

問題はマルチファンクションユニットの使い勝手がどうか、というところでしょうね。

とりあえずBluetoothスピーカーとして天井から音が降り注ぐというのは悪くなさそうです。
カフェ気分が味わえるというキャッチフレーズがありますが、歯医者さんの待合室でクラシックが流れているのを耳にして、いいなと思っていたので、それが配線いらずで手軽に実現できそうです。

加えて、apt-X LLに対応しているということは転送遅延が感じられないはずなので、サラウンドシステムに追加してやれば、天井からヘリが来たりジェット機やミサイルが飛び交うシアター気分が満喫できそうです。

そのほかの機能、たとえばマイクを使ったアレクサコントロールとか、人感センサー、照度センサー、温湿度センサーを活用したライトやエアコンのコントロールとか見守り機能についてはアプリの出来にかかっていると思いますが、そのあたりになるとソニーってあんまり上手じゃないんですよね・・・。

製品のファームウェアを仕上げるときはバグが絶対ないように入念につぶしていくのに、どうしてソフトウェアになるとできなくなるんだろう。
製品のおまけ的な考えではだめなんですけどね。
ユーザーインターフェイスとして製品の価値を左右するものですから、製品のポテンシャルを最大限に引き出してやろうという強い思いが大事。
なんなら後からでも操作性を改善したり機能を追加できるのがソフトウェアの強みなんですから、せめて1年ぐらいはバージョンアップでもっと便利に出来ないか、こんなこともできるな、とか考え続けて欲しいし、それができる社風を構築してもらいたいものです。

マルチファンクションユニットにおいても最低限動く、という程度のアプリなようで、未来志向が足りないらしいです。
しかも機能によってはライセンスを購入しないと制御できない、なんていう話も聞きます。
・・・そんなんで普及するのかなぁ?

ここが便利に使えるようでないと、単なるBluetoothスピーカー付きシーリングライトになってしまう。
となるとずいぶん割高なお買い物、ということになります。

心の底から天井スピーカーが欲しい、と思っている人は別にして。

 

 

5月7日追記:
 
なんとなく流して書いていますが、読み返してみると「Apt-X LL」に対応しているんですね~ソニーなのに!

これはLDACにこだわってきたソニーとしては意外と画期的なトピックかと思います。

だから私はXperia、な私としては、ソニーのBluetoothイヤホンがiPhoneのAACをサポートしながらAndroid系のApt-Xに対応しないのはいかがなものか、ということで、AVIOTのBluetooth5イヤホンを使い続けています。

そんなにLDACにこだわるなら、エントリークラス、せめてミドルクラスのイヤホンにもLDACを搭載すべきで、それならばLDACが使えるXperiaユーザーなら喜んでソニーのイヤホンを買うことでしょう。SBCでしか聴けなくなっちゃうから買わないわけです。

ソフトウェアのみならず、部署間の連携も問題なソニーですが、連携に関してはXperia1以降、少しずつ改善の兆しが見えてきています。

そんな状況の一端がMANOMAのプロダクトにも現れてきている、というのは考え過ぎでしょうか?

今後もしかするとApt-X対応のBluetoothイヤホンがソニーからリリースされる可能性が出てきた、とちょっと期待してしまいます。

 

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