浴室シャワー水栓の交換



 

風呂のシャワーをしばらく使っていると、「びょー!」という感じの異音が出るようになってきました。
カランに切り替えると出ないので、混合栓に問題があるようです。

水量を抑えると異音も出なくなるので、しばらくはだましだまし使っていたのですが、これから寒くなってくると風邪を引いてしまいそうです。

住みはじめて20年。十分持ったと言えるでしょう。
いまどきの混合栓に交換することにします。

DSC_0260

 


余談ですが、この写真を見ると壁タイルのカビがけっこう目立ちますよね。(^^;

わたくし、この混合栓の交換を思い立つまでは、バスルームに対する思い入れなどほとんど持ち合わせていませんでした。
しかし混合栓がひとつ、綺麗になったことによって、壁タイルの汚さが際立つわけですよ。
この交換を契機にバスルームに目が行くようになり、次々と改善に取り組むようになったんです。

我が家のTMGG40EW効果、と言っても過言ではありません。

壁タイルもカビキラーだけで見違えるように綺麗になりました。
その変わりようをご笑覧いただければ幸いです。


 

で、さっそく浴室混合栓の品定めに入りました。

安いものだとINAX RBF-511Nが現時点では1万円を切る価格で入手できます。
いま付いているものとさほど変わらないのでいいかとも思いましたが、工事費もかからないわけだしどうせならワンランク上のものにしたいと思い選択したのがこれ。

 


TOTO 浴室用 壁付サーモスタットシャワー金具 エアインクリックシャワー TMGG40EW

 

当初はTMGG40Eでも十分だと思っていましたが、たまたまTMGG40EWの中古、といっても開封しただけの未使用品が3千円引きで出ていたので思わず飛びついてしまいました。

シールテープも同時発注。SK11 AT-105

DSC_0263

Amazonプライムで送料無料即日到着。

DSC_0264

ツーランク上の型番にニンマリ。(^o^)

DSC_0265

内容物確認。上の段には説明書とシャワーヘッド。

DSC_0266

仕切りの下には本体と取付脚類が入っています。

さっそく下準備に入ります。

DSC_0268

まずはシャワーヘッドをホースにねじ込みます。

DSC_0273

ホースを本体に接続。
電気工事士の実技試験のとき以来使っていなかったウォ-ターポンププライヤーがついに日の目を見るときがきました。
傷を入れないように布で挟み込んだ上から締めます。

DSC_0271

取付脚にフランジをいっぱいまでねじ込んでおきます。

DSC_0275

取付脚のねじ山にシールテープをやや締め付けながら7回巻いておきます。

DSC_0276

下準備完了。

風呂場での作業に入ります。
これから作業終了まで水が使えないので、風呂桶にお湯を溜めておくと手が洗えたりして作業が楽になります。

DSC_0279

まずは水道の元栓を閉めます。

DSC_0280

つまみを横に向けるだけの楽なタイプでした。

DSC_0281

取付脚の袋ナットを緩めて本体を取り外します。

DSC_0282

取付脚をはずします。

DSC_0283

ここでトラブル。
湯側の取付脚に配管の一部がくっついたまま取れてきました!

DSC_0284

配管の施工の出来もいまいちな感じだし。

DSC_0287

覗いてみるとネジ穴が見えて、シールテープの跡があるので、同じように戻してやれば問題はなさそう。

DSC_0289

気を取り直してシールテープの残骸を除去します。

DSC_0288

少し奥まで磨いてやると赤錆も出てきます。

持出しソケット

取り外したこの部品。
調べてみると「持出しソケット」というもので、配管と壁面の高さを調節するためのものです。

DSC_0293

六角レンチがあればこれを単独で配管にねじ込むことができますが、こんな大きいサイズの六角レンチは持っていません。
かと言って中断してレンチ1個をを買いに走るのもめんどう。

ということで、現場対応!

DSC_0295

取り外した取付脚にフランジ2個、さらにキーホルダーのリングを2つ挟んで、取付脚側のねじ込みが少ない状態を保ちながら配管にねじ込んでいけば、配管にはがっちりねじ込めて、取付脚はすぐにはずれるはず。

DSC_0297

ということで、こんな形にして、シールテープを巻いて、グイグイねじ込み。

DSC_0298

いい感じで締め込むことに成功!

DSC_0299

ちょっと回り道したものの、あとは取付脚をねじ込んで、

DSC_0300

本体を取り付け、

DSC_0304

微調整して袋ナットを締め付け、フランジを壁のほうに回せば、

DSC_0301

設置完了です。

DSC_0302

元栓を開けて、水漏れがないか確認。流量を調整。

エアインシャワーは節水になっているとは思えないほど水量も豊富に感じられ、手元のクリックボタンでシャワーが止められるのは大変便利です。

これは気持ちいいバスライフが送れそうです。

冬を前にいい仕事ができました。(^^)v

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました