PCの方はクリック!
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3CCDなのに小さいDVカメラ Panasonic NV-GS200K
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長らく愛用していたNV-C5が故障したため、急遽
入手したのが、このNV-GS200です。
急遽とは言っても、それなりに比較検討して選びました。
やはりこの価格帯で3CCDは一歩抜きん出ており、
Panasonicの技術力の高さと製品としてのまとめかたの
うまさがひときわ光ります。
加えて、過去にNV-GS70Kを使わせてもらい、
DVはもとより、SDカードへのmgeg4録画も高画質である
ことを確認済みだったことも安心感につながりました。
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電源・撮影モード・ズームなどの基本的な操作ボタンはひとまとめになっていて扱いやすい作りです。
NV-C5で唯一不満があった、電源とモード切り替えが兼用な上小さく扱いづらかった点が解消され、さらに一歩進んで操作しやすく分離されているので、それだけでも買い換えた価値があります。
やはり何と言ってもこの部分が最も操作するところですから。
強いて言うなら、モードつまみのクリックがもう少し固いと嬉しいかな。
たまにバッグから取り出すときなどに擦れたりして、あらぬところに変わっていたりすることがありますので。 |
フォーカスモードの切り替えスイッチが小さく配置されています。
これはたいていフルオートのまま使うので、このくらいのサイズでいいでしょう。
一度マニュアルにしたまま嫁さんが持っていって、ボケた画像を撮ってきたときはげんなりしましたが。
(元に戻さなかったちばが悪いのだ) |
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このスイッチをマニュアルに設定するとレンズ周囲のリングを回転させることでフォーカシングできる仕掛けです。 |
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人差し指が当たる位置にはお決まりのズームボタンがついています。
しかしこれが再生時になると音量調節できたりジョグダイヤルのように使えたりして大変便利です。
その手前にはフォトショットボタンがついていて、撮影中でも静止画を撮ることができます。 |
イジェクトレバーをスライドし、グリップ部分を引くとDVカセットがゆっくりとせり出してきます。
この動きがもうちょっと速いと嬉しいんですが、今のところどのメーカーも遅いです。
省電力・小型化・信頼性などの兼ね合いから考えても難しいところでしょうか。 |
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テープメカニズムのアップ。
さすがに精密です。これだけ細かいパーツで耐久性を持たせるのは、大変だと思います。メーカーの努力がにじみ出ている感じがします。
さすがにテープを入れるときに無用なところを押し込まないように注意書きが貼られています。 |
さて、左側に視線を移します。2.5インチの液晶モニターは270°回転するようになっていて、自分撮りもできます。
ビューファインダーのほうも上方向に60°以上曲がるので、低い位置からの撮影でバッテリー持続時間を稼ぎたいときには威力を発揮します。
また、バッテリーの小型化もかなり進んでいます。 |
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液晶モニターはTFTポリシリコンで、明るさ・色の鮮やかさと省電力がバランスよく取られています。
さすがに直射日光の下では見づらいこともありますが、ビューファインダーもあるので大丈夫。
液晶モニター収納部の内側には各種操作ボタン群が収められています。 |
操作ボタン群のアップ。
テープ操作のボタンが十字カーソルになっていて、メニューの中を移動するときに利用できるようになっています。ただ、薄いのでちょっと押しにくいと感じるときもあります。
逆に逆光補正のボタンは押しやすいです。
下のOPENレバーをスライドすると・・・ |
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SDメモリカードスロットが現れます。
このSDメモリに静止画やMPEG4の動画が保存でき、取り出して画像データを簡単にパソコンへ転送することができます。
付属品として8MBのSDメモリがついてきますが、ここはどーんと128MBくらいのサイズは用意しましょう。
そのほうが容量を気にせず撮影できます。 |
正面を見ると、やや大きめのレンズとフラッシュ、マイクがあります。
レンズはかの「LEICA」。カメラメーカーの老舗であるライカのレンズを積み、その手前に無駄な光を遮るミニフードを配した、いかにもいい画が撮れそうな面構えです。
さらにその内側には3枚のCCDが控えていて、捉えた光を有効に電気信号に変換し、高い解像度と階調表現、色密度が狙えるという寸法です。
さらに暗闇でも撮影できるフラッシュは上にポップアップするようになっていて、わずかですが上から光を投影することで自然な影ができる設計です。 |
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夜に浜辺に行ったりすると本当に真っ暗で、撮影どころではなかったりしますが、これがあれば近距離なら撮影できそうです。
さて、付属品には当然の如くレンズキャップがあります。でもちばはあまり好きではありません。構えたらはずしてなかったというミスやなくしてしまう危険性があります。ひもをストラップに通しておけばなくならないかも知れませんが、撮影の邪魔になり気が散ります。
そう考え、ちばはMCプロテクタを愛用しています。これがあればバッグの出し入れや持ち歩きの際にも気兼ねなく扱えます。
ビデオカメラ用はサイズが小さく、カメラ屋にもなかなか置いてないので探す必要があります。GS200は37mmです。 |
マイクはレンズのズームに連動して指向性が変わるようになっていますので、発表会などで子供をズームアップした際、ステージの声を拾うのにも適しています。
もっとも、本格的に音を拾いたい場合は、外付けの集音マイクを用意したほうがいいでしょう。 |
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マイク端子は電源レバー脇のゴムカバーの中にあります。ただし、このゴムカバーを開けたままでは撮影しにくいので、三脚に設置して付属のリモコンマイクを使うのが前提かもしれません。
USB端子とヘッドホンジャックもここにあります。
また、電源レバーの下にはS端子とDVコネクタがあります。 |
最後にハンドストラップです。
さすがに本皮ではありませんが、合成皮革で手に馴染みやすく、樹脂のように亀裂が生じたりはしにくくなっています。
このあたりも設計者のちょっとした親切心ではないでしょうか。 |
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■サンプル画像
ファイン1760×1320
伊豆・浄蓮の滝
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ファイン1760×1320
伊豆・葛城山のうさぎ
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ファイン1760×1320
伊豆・葛城山にて
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ファイン1760×1320
鋸山ロープウェイ
微妙に荒れた感じが目立つ
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ファイン1760×1320
鋸山ロープウェイ
山頂図
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ファイン1760×1320
鋸山ロープウェイ
仕様
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ファイン1760×1320
野島崎灯台
ぶらんこの前からズームUP
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ファイン1760×1320
野島崎公園
逆光気味だがなんとか
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ファイン1760×1320
野島崎公園
反射光は綺麗。いいレンズか。
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ファイン1760×1320
狸が猫の餌を
ズームがあると助かる
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ファイン1760×1320
野島崎・灯台型街灯
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ファイン1760×1320
貝
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ファイン1760×1320
洲崎灯台
太陽光を灯台で隠してみた
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ファイン1760×1320
大房岬から見る
夕暮れの伊豆半島
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ファイン1760×1320
岩井海岸から見る
日没後の富士
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動画
320×240 60fs
体長2mmほどの小さな小さな尺取虫です。
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■NV-GS200K 仕様
記録方式
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JPEG(DCF/Exif2.2準拠)、DPOF対応、MPEG4動画 |
記録画素数
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総画素数 46万画素×3、有効画素数 123万画素 |
記録媒体
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ミニDV、SDメモリーカード、MMCマルチメディアカード (SDカード8MB付属) |
記録コマ数
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SDカード8MB使用時:
ファインモード約8枚,ノーマルモード約10枚,エコノミーモード約14枚 |
撮像素子
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1/6型3CCD |
レンズ
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ライカディコマーレンズ 自動絞り 10倍電動ズームF1.8(f=2.45〜24.5mm)
マクロ付き(フルレンジAF)電子式手ブレ補正 |
撮影可能距離
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5cm〜∞ |
露出制御方式
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プログラムAE (中央部重点測光) |
露出補正
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逆光補正 |
シャッタースピード
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1/30秒〜1/500秒 |
感度
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0ルクス対応 |
ホワイトバランス
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自動追尾ホワイトバランス方式 |
連写
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○ |
セルフタイマー
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なし |
内蔵フラッシュ
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ライト |
ズーム
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光学10倍(可変速、最速約0.9秒)/デジタル25倍/スーパーデジタル100倍 |
モニタ
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2.5型(11万画素)ポリシリコンTFTカラー液晶モニター(液晶AI搭載) |
ファインダー
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11万画素カラー液晶ビューファインダー |
入出力端子
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DV入出力、USB2.0、S映像入出力、AV入出力、リモコン、マイク、ヘッドホン |
電源
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バッテリーパック(VW-VBD140)他 |
電池寿命
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VW-VBD140使用時 連続で約2時間40分 |
サイズ
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幅71mm×高さ77mm×奥行132mm |
重量
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約490g (電池含まず) |
付属品
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ACアダプター , 電源コード , DCコード , バッテリーパック(VW-VBD140) , ワイヤレスリモコン
, マイク付きフリースタイルリモコン , 映像/音声コード(ミニジャック対応) , SDメモリカード(8MB・タイトル12種類内蔵)
, ショルダーベルト , レンズキャップ , USB接続ケーブル , CD-ROM |
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