PCの方はクリック!
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カメラ標準搭載パソコンの直系 SONY PCG-C1VRX/K
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はっきりいってデジカメと呼ぶには抵抗のある機種ですが(ってパソコンじゃん)、使わせてもらう機会があったので、しばしカメラ機能を試してみました。
画質や操作性の面から見て、どちらかというとデジカメというよりは、静止画も撮れる大容量記憶装置付きデジタルビデオカメラといった趣ですので、動画機能もちょっとだけ使ってみました。
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LCDパネルの上部中央に取り付けられたカメラ部は、180゜回転機構により正面撮りも自分撮りも可能になっています。直近にマイクがついているので音声も入ります。カメラの位置としてはここが最良だとは思いますが、普段M32を使っているので、ついここを持って開こうとしてしまい、慣れるまで危険でした。
カメラの操作は「Smart Capture」というソフトから行います。
動画/静止画の切り替えはもとより、画像サイズや画質モード、デジタルズームや日付挿入などのエフェクトまでのほとんどをここでコントロールします。
機械的な操作は右ヒンジ付近にあるシャッターボタンと手動フォーカスのみです。
Windowsが起動しているときにシャッターボタンを押すと、Smart Captureが自動起動して撮影可能状態になるのは便利ですが、あとの操作がソフト上なのでけっこうめんどうです。オーナーならジョグダイヤルでさくさく操作できるかもしれませんが。
また、このシャッターボタンは電源ボタンと隣り合っているので注意が必要です。
ピント合わせて構図を決めてぶれないようにしっかり握ってパチッ・・・のはずが無情にもサスペンド開始。笑い事じゃありません。本当に悲しいです。
これもオーナーなら、やらないミスかも知れませんね。
さぁこれから撮影をしようという場合、まずWindowsを起動してから、シャッターボタンを押し、Smart Captureを起動、そこで静止画か動画かを選択しなければなりませんので、撮影可能になるまでには時間がかかります。
動画は、メール添付用のネットムービーモードと、通常のムービーモードがあります。ネットムービーモードのサイズは160×111ピクセル、ファイル形式はMPEG1になります。Windows
Media Playerがあれば再生できます。
ムービーモードは640×480または320×240ピクセルが選択でき、ファイル形式はAVIで記録されますが、他のパソコンのWindows
Media Playerでは再生できないフォーマットになるため、配布する場合は、付属の「MovieShaker」でMPEG1/DV/QuickTime形式に変換する必要があります。
静止画のキャプチャーは640×480から80×60ピクセルまでの4段階の画像サイズが選べます。画像モードはファイン/スタンダード/エコノミーから選択可能です。画質モードによる違いは圧縮率の違いで、見た目の差はそれほど大きくはありません。よく見ればわかる程度。とはいえレンズがよくないようで今ひとつ綺麗とは言えない画質レベル、保存はHDDなので容量を気にする必要もない、ということなどからすれば、常に640×480ファインで撮り、必要ならあとで画像を縮小加工する、という使い方になりそうです。
下の画像「縦位置」「遠景」などを観ていただくと、縁に近い部分がぼやけてしまっているのがよくわかると思います。光学設計に無理があるようです。
「スナップ」のように被写体が浮き出ていい結果が出る場合もあるにはあります。
そのほかの使い勝手ですが、やはり縦位置での撮影はやりにくいです。
カラーザウルスの時もちょっとやりにくかったですが、ホールドのしかたがより複雑なため、正確に90度回して保つのはなかなか大変です。
バッテリーの持続時間ですが、CPUがTransmetaのCrusoe(TM5600 667MHz)なので、比較的良好ではありますが、屋外での撮影時は液晶のバックライト輝度を最大にしておかないと見づらいので、持続時間は2時間程度と考えたほうがいいようです。
■サンプル画像
ファイン 80x60
↑
そのまんまのサイズです。→
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ファイン 160x120
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ファイン 320x240
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ファイン 640x480
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スタンダード 640x480
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エコノミー 640x480
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ファイン 640x480
バラ
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ファイン 640x480
バラのアップ
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ファイン 640x480
縦位置
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ファイン 640x480
遠景
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ファイン 640x480
スナップ
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ファイン 640x480
花
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ファイン 640x480
マクロ
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ファイン 640x480
夜景
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ファイン 640x480
ホワイトバランス
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MPEG1動画 160×112
ネットムービーモード
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右の動画の元画像は
640x480、ファインで
録画したものですが、
そのままでは配布でき
ないフォーマットである
ため、C1VRXにプリイ
ンストールされていた
MovieShakerという動
画処理ソフトでMPEG
に変換したものです。
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MPEG1動画 320×240
ムービーモード
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■PCG-C1VRX/K 仕様
記録方式
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デジタル記録
(静止画:JPEG/動画:AVIまたはMPEG1) |
記録画素数
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640×480/320×240/160×120/80×60 |
記録媒体
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内蔵HDDまたはメモリースティック |
記録コマ数
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HDDに空きがなくなるまで可能 |
撮像素子
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プログレッシブ方式1/6型CCD 35万画素 |
レンズ
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f=2.8mm F2.8 |
撮影可能距離
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露出制御方式
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絞り優先AE(CCDによる電子シャッター方式) |
露出補正
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なし |
シャッタースピード
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感度
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ホワイトバランス
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自動/カメラソフト上から設定可能 |
連写
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なし |
セルフタイマー
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カメラソフト上から設定可能 |
内蔵フラッシュ
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なし |
ズーム
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なし |
モニタ
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8.9型、1024×480ドット TFTカラー液晶 |
光学ファインダー
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なし |
入出力端子
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AV 出力(NTSC/PAL対応、ステレオライン出力)
外部ディスプレイ出力(専用端子) |
電源
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専用リチウムイオン電池 |
電池寿命
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約3〜5時間 |
サイズ
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幅248×高さ29×奥行き152mm |
重量
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約995g |
付属品
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