トイレのセルフリフォーム⑩ 電波時計を設置



 

トイレ中に時間が気になることって、ありますよね?
 
特に朝きばっていると、ヤバい、電車に乗り遅れるんじゃないか、と不安になったり。

スマホを持って入れば問題ないんですが、慌てて駆け込んだときに限ってまぁだいたい忘れます。(^^;
 
これは精神衛生上よろしくない。
 
そこで、トイレに時計を設置することにしました。
 
最初はコーナーに三角の棚でも取り付けて、そこに時計を置けばいいかな、って考えてました。
 
でも、ときどき愛猫がトイレに侵入して、窓枠の飾りモノを落としていくんです。
棚置きだと時計も落とされて壊されてしまいそう。
 

 
では掛け時計にしたらどうか。
掛けるならどこに掛けるか。
 
ウォシュレットのリモコンの隣なら見やすくていいかも。
ならばリモコンと統一感のあるものがいいよね。
 
という視点で似合う時計を探してみました。
 
(どっきりどっきりどんどん、TOTOは出してな~いかなな~いよね♪・・・先日TBSモニタリングにお邪魔女どれみの声優たちが出演して主題歌を歌ったんですが、即効でウキウキするとともにテレビの母娘同様合いの手が自然と口に出てしまい自分でびっくりしました。男親なんですが、当時幼い娘たちと一緒にけっこう見てましたからね~。人間の記憶ってすごいです。)
 


 
リモコンの大きさはおよそW200×H120×D27mm。
高さは手前115mmで奥が高い。
これと似たような大きさだとベター。
特に高さは揃えたい。できれば厚みも。
そして色は白で統一したい。
 
それだとアナログではないな。まぁデジタルだろうな。
 
できれば電波時計がいいな。
 
デジタル時計 白 壁掛け 電波 で検索してみる。

でもなかなか見つからなかった。

電波をはずして検索しても見つからない。
 
結局「デジタル時計」のみで検索して、出てきた機種をしらみ潰しに探していくことに。
 
そして近しいものを発見!


セイコー クロック SQ770W SEIKO 目覚まし時計 電波 デジタル 掛置兼用 カレンダー 温度 湿度 表示 大型画面 白 パール
 
天下のセイコーです。

トイレの王者TOTOとも釣り合いが取れていいかも。
 
大きさが幅165×高さ127×厚さ26mm。

特に厚さがぴったり。
高さも少し高いけど、ほぼ一致。

リモコンとは逆でRがついて奥が低くなっているのがどう出るか。

色も白がある。
お値段も2000円少々とお手頃。

これにしよう。他にあまり合いそうなのもないし。
 
しかし調べてみてわかったけど、今どきは1000円程度でも電波時計の機能がついてるんですね~素晴らしい。
 
到着したらそそくさと開梱し、リモコンに並べてみる。
 


 
狙いどおりいい感じです。

下のラインが揃っているほうが、統一感が出るようです。
どのみち上の面は傾斜がついていて違うものなのが見えてしまうので、多少ずれていても気にならないんです。

ということで、そうなるようにねじ位置を考えて設置。
 
バッチリですぜ旦那。

並べてみてはじめて気づいたけど、縁周りのデザインもなんとなく似てる。
 

ますますトイレタイムが快適になりました時計なだけに。
・・・あこりゃまたすんずれーしました❗
 

こうしてみると厚さがぴったりなのがいちばん大切かも知れないですね。
 

やっぱツライチは大事。
 
 
しかし、壁掛けの場合は木ねじを1本立ててそこに引っ掛けるだけですが、それだけだとちとDIYとは言えませんなぁ。
 
まぁ一生懸命探してデザイン的に合うものを見つけたのでそこに少しはこの記事の価値がありますが。
 
 
そこで、というわけでもないんですが、実際問題
ねじに引っ掛けてぶら下げただけだと、服が当たったりしただけで振り子のように傾いてしまいます。
 
傾いたらなおせばいいっちゃいいんですが、くだんの愛猫がちょっかいを出すと簡単に落ちて壊れてしまいそう、という問題もあります。
 
TOTOのリモコンのように、ベースを壁に取り付け、ガチャンと嵌め込む形なら安心なんですが。
こういうところもTOTOさすがです。
 
両面テープで壁に貼りつけたりすれば動かないですが、電池交換ができなくなるのでそういう手法は取りたくない。
 
さて、どうすれば解決する?

考えました。
 
そして、最近行きつけのホームセンターでも流通しはじめた小型のマグネット扉受けを使うことにしました。
 

LAMPブランドでマグネットキャッチを展開しているスガツネ工業のMC-YS002P。
 

シールには「ネオジ」と書いてありますが、ネオジム磁石を使っているのは001で、002はフェライトを使っているようです。
 

まぁどっちでもいいんですが、今回は小さいことに意義があります。
これを使うことで、時計の裏側に隠すことができます。
 
さて、ここからがDIYらしい作業です。
 
時計の裏側のスタンド足を取り去り、マグネットが入るスペースを確保します。

マイナスドライバー2本でこじるとかんたんにはずれます。
 

取れました。
 
表れた平面部分にマグネット受けを接着します。
 

接着には3Mの超強力両面テープを使いました。
 

平面部分からははみ出していますが、裏面にまで飛び出してはいません。
 

マグネットをくっつけてみます。
 

ほぼほぼ隠れています。
 
ただ、このままだと両面テープのない部分にマグネットが貼りつくので、取るときに両面テープが剥がれる方向に力が加わります。
 
マグネットのかさ上げが必要です。
 

このくらいなら安心。
 

4mm~max9mmくらい。

さて何を挟もうか。
 

何か使えるものはないかとあたりを見回すと、ちょうど目に止まったのがOLFAカッターの替刃のケース。

んまぁいいんだけど色が派手なので、壁面と同じ焦げ茶色に塗装するかな~などと進める方向で考えはじめてました。
 
しかしさらに目に止まったものが。
 

さっきはずしたスタンド足。

これをカットして挟むほうが簡単だ。
 
カットしちゃうと後戻りできなくなるので、少~し躊躇するわけですが、どうせ取っておいても使うことなくやがて捨てるだけなので使っちゃおう!
 
時計の保証期間が、とかも考えましたが、故障しないでしょSEIKOだし。
 
万一故障したらまた買ったって2000円少々だし。

(かつてAIWA時代に、海外生産によりヘッドホンステレオやカードサイズラジオが定価5000円ほどで買えるようになった際、修理依頼があっても修理せず交換、という方針が打ち出されたときのことを思い出しました。生産コストが下がり、工賃=サービスマンの人件費を下回るようになった為で、経営判断として理解はできるものの、治さないで捨てることに強く違和感を覚えたものです。その後さらに小型化が進みもはや人の手で修理ができなくなったことに加え、製品リサイクル方針が確立し回収率の問題はあるものの現在はただ捨てるだけではなくなってきたのでそれならいいかと思えるようになりました。余談でした。)
 

ということで、カーット!

自由にいじる権利を行使します。
 

穴をひとつ開けるだけで使えます。

はい、出来上がり。
 

これを現物合わせで壁にネジ止め。

具体的には時計を壁に掛け、作った台座を合わせたマグネットをマグネット受けにくっつけ、そのマグネットを動かないよう壁に強く押し付けた状態で時計を取り去り、位置を保ったままネジ止めします。
 

 
これにより、時計を壁掛けしたと同時に、マグネットにカチッとくっつくので、TOTOのリモコンと同じように安定します。
 

 
猫が前足でちょいちょい触ったくらいではびくともしなくなりました。
 

飛びかかられて下から突き上げられたら落ちるでしょうけど、この無機質な時計、猫にとってそこまで興味を持つ存在ではないはずなので、そのような行為には及ばないと思います、たぶん。
 
もうひとつマグネットを追加して2連にするスペースもあるので、強化することも可能です。
 
完璧です。
 

 

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