タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト① 計画編
タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト② 復旧編
タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト③ 改造編
タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト④ 比較編
タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト⑤ 実験編
タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト⑥ 設置編
タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト⑦ 増設編
一応の完成を見たソーラーランタンの改造でしたが、やはり当初の予想どおり電源が弱いと言わざるを得ません。
完成した秋には日照時間が6~18時で12時間ほどあり、4~5時間ほど点灯して22~23時ごろに消えていたので、まぁいいかな、というところでした。
夏場なら5~19時くらいまで明るいので、夜半過ぎまで点灯してくれることでしょう。
しかし年末近くになってくると、陽が低いために近所の家の影に入ることも影響して8~16の8時間くらいしか日が差しません。
冬至付近ですから暗くなるのも早く、17時ごろから点灯をはじめてしまい、20時ごろには「もうダメ~」って感じになってしまう。
かっけぇ→はずいに変わってしまいました。
エネループを部屋の充電器でフル充電して取り換えてやれば、2日間くらい明け方まで元気に点灯してくれるので、江戸時代の門番のように門灯の火、ならぬ電池を入れ替えてしばらく対応してました。
そうしながら、どうするか、考えました。
でもいくら考えても、単体では限界だな、という結論です。
例えばろうそくの揺らぎを止め、電球色のLEDもひとつにする。
そこまで削れば夜半までは持つだろうけど、明るく門を彩る感じではなくなってくる。橙よりは明るく見えるだろうけど、ちょっと寂しいかな。
ソーラーパネルを追加したり変更するのも難しい。
回路に手を入れることも考えました。例えば逆流防止ダイオードを低損失なものに変えるとか。でもそれで浮く電力なんて知れてるよなぁ。
ということで、単体での改良はあきらめ、電源を増設することで対応することにしました。
いっそ商用電源から供給しちゃおうか、という誘惑にも駆られました。そうすれば電球色LEDも4個と言わずもっと増やして明るくできるし。
まぁでもそれはいつでもできるので、ここはもうちょっと自然エネルギーにこだわってみようかなと思いつつ対応策を練ってみました。
そんな中見つけたのがこれ。
KEYNICE ソーラー LED ライト アウトドア スポットライト 太陽光パネル充電 ガーデンライト 防犯対策IP65防水 15メートル照明距離 光センサー 自動点灯/消灯 玄関先 庭 車道 歩道のライトアップに最適 ウォームホワイト
KEYNICE ソーラースポットライト
これの本体を利用します。
ちなみにスポットライトはなかなかの造りです。
ライト部は3V強で動作するパワーLEDをアルミダイカストボディで冷却する構造で、シリコンパッキンで防水処理も施されています。
本体です。
裏側。二股の防水DC プラグが引き出されています。
当初はこれを利用しようかと考えていましたが、2つのランタンを接続した場合、電位差があるとよろしくないので使わないことにしました。
開けるとシリコンパッキンで防水処理されています。
制御基板と18650 2200mAhリチウムイオンバッテリーが入っています。
ネジはユニクロメッキです。
基板の右側が空いているので、ここに基板を追加します。
ネジはステンレスに変えます。
逆流防止ダイオードと電流制限抵抗を載せた基板を追加します。
続いてランタン側にも手を加え、接続端子を増設します。
端子もAmazonで。
新 5ペア 2ピン JST プラグ コネクタ ケーブル ワイヤ オス+メス 100mm
電源スイッチ部分の張りだしに穴を開けます。
最初は精密ハンドドリルで小さな穴を開け、
最終的に3mm程度の穴にします。
グルーガンを用意します。
SK11 ボンドガン ピタガン 木材 紙 皮革 プラスチック用 GM-100
透明なグルースティックが付属しているのでこれを使います。
メスのコネクタ付きケーブルを穴に通し 、コネクタの周囲にグルーを流し込みます。
グルーを流し込んだら固まる前に手早く本体と屋根を合わせ、スイッチ穴のほうを向くように微調整します。
こんな感じの向きになりました。
ステンレスワイヤーを通す余裕はあります。
あとはオス側コネクタに適切な長さのケーブルをはんだ付けし、防水型熱収縮チューブを被せてやれば追加パネル本体とランタンを接続できます。
この追加パネル本体を日当たりのいいところに設置してしばらく運用してみました。
2019年に入ると、雨は2日間しか降らず冬晴れの日が続きました。そういう状況では日照時間が短くても徐々に充電に余裕が生まれ、明け方まで点灯するようになっています。
ただし、曇や雨でどんよりとした日が1日ならなんとか持ちこたえますが、さすがに2日充電がほとんどできない日が続くと放電しきってしまいます。
とはいえ、この課題を解決するには、曇空でも発電する大型パネルを接続するか、商用電源、ということになるでしょう。
大型パネルはいつか設置したいと思っていますが、まだ先の話。
とりあえずは曇天が続いた時のために、商用電源を接続して充電できるよう、端子を用意しておこうと思います。
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