タカショー ディズニー ソーラーライト 明るさ改善プロジェクト⑤ 実験編



 

新規にもう1台追加したことにより、比較しながら試せるようになったのでちょっと欲が出てきました。

電球色のLEDを4つにしたらどのくらい効果があるかな、と思い、新型は4つにしてみることにしました。

新型にはそそくさと4つ貼り付けます。

写真の上のほうが門の外側を向くように設置する想定で、このように貼っています。

やっぱ外づらをよくしないとね。

リード線を通す穴を開けます。

そういえばルーターがあった。開けます。

抵抗の足をはんだ付け。

裏側でくるっと巻いて、

リード線をはんだ付けします。

ところが、接続してみると電圧が下がってしまい、明るく点灯しないなど不安定な状況に。

4個にしたから下がったのかな、と思い2個に減らしてみても下がるときは下がります。

調べていくと、新型は回路の違いによる動作の違いがあることがわかりました。

新型は調整が必要です。

ということで、旧型で思考錯誤してみることに。

旧型にも4つLEDを取り付けます。

リード線を追加。

点灯しますが、やはり暗め。電圧が下がります。

ただ、4つ点灯しているので、結果的に2つより明るさは上かも知れない。

そこで満を持して登場するのが、デジタル照度計。

カインズのワゴンセールで1000円で売ってたラッキーアイテム。

これで客観的に数値で判断できる。

ところがいざ測ろうとすると不安定になることがある。そのときは電圧も下がります。

しばらく首をかしげていましたが気づきました。明るさ検出に定番のcdsではなくLEDが使われているんですが、先端部から入ってくる光に敏感なんです。

そのため先端が照明や街灯のほうを向くと、周囲が明るくなったと勘違いして消灯する方向に動いてしまうんです。

なんだそういうことだったか。

いろいろ試行錯誤しちまった。

テスト中はこのLEDを付箋紙などで覆います。

また、実際に門灯として設置すると、近くの電柱にLED化されて明るくなった街灯があるので、先端部に黒いアクリル塗料を被せて影響を受けにくくしておきます。

今回初めてLEDを明るさ検出に使用した製品に出会いましたのでちょっとだけ勉強しました。

LEDは電圧をかけると発光する素子ですが、光を当てると逆起電力が発生する素子でもあるとのことです。

ただ、かつてはLEDは高価でしたので安価で扱いやすいcdsが利用されてきたわけです。

ということで、もはやcdsより安価で手に入りやすい素子になったということがわかります。

特に初期の白色LEDは発光効率が良くないので、不良在庫になっていると思われ、このような使い方で活用できたら助かることでしょう。

余談でした。

途中の不安定な状態で測定したデータは混乱するので省きまして、安定したところを。

LED 2個で40ルクスが最大です。

新型は辺りがすっかり暗くなってもQ2が完全にON にならないために電圧が下がっていました。

よってチップ抵抗を交換して調整しました。

新型はLED 2 個で35ルクス。

もう少しブラッシュアップできるはず、かな。

LED 4個ではどうしても電圧が下がってしまい、結果的に明るさが伸びないという結論です。

さらに電池の持ちとの兼ね合いもあるので、実験の結果としては、LED 2 個で行くという結論とします。

 

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