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富士通 FMV-BIBLO LOOX T5/53WDVDの登場とともに対応ドライブを搭載した ノートパソコンが多数登場してきましたが、 そのほとんどはA4サイズの大画面ノートでした。 そんな中、持ち運べるDVD対応ノートとして 一石を投じたのが、このLOOX Tシリーズです。 なお、DVDがなく、ひと回り小さい LOOX Sシリーズもありました。 この頃登場した、-H" IN モデルです。 定額料金などない時代ですので、内蔵していても なかなか気軽には使えないし、使わなくても基本料金は 毎月発生しますので、微妙な存在でした。 この頃登場した、Crusoe をいち早く搭載してきました。 PentiumはIIIとなり、電気食いのあっちっちノートばかり。 おかげでミニノートはなくなる一方。 そこにトランスメタ社が一石を投じた救世主的CPU。 動的に電力制御を行い、Pentiumに近いパワーを出しつつ 消費電力は数分の一になるという・・・。 そんな触れ込みに小躍りした人は多かったものの、蓋を 開けてみると省電力効果はさほどでもなく、効果の分だけ 動作にもたつきを感じることが多いという残念な結果でした。 しかし、このCPUの登場に危機感を募らせた Intelは、Pentiumの低電圧化を推し進め、 パワーと省電力がウェルバランスなPentiumMを 開発するに至りましたので、そういう意味で とても意義はあったわけです・・・。 DVD再生に適したワイド液晶。 液晶の下にはボタンが並び いい位置にスピーカーがついています。 キーボードは本体サイズの割にはまずまず。 スティック系のポインティングデバイスを採用しています。 ACアダプタもなかなか小型です。 曲線を強調したフォルムが際立ちます。 背面には-H"のアンテナ部が飛び出ています。 IEEE1394やLINE入力を装備し、AV系にも強い。 DVD-ROMドライブを搭載しています。 PCカードスロットはTypeII×1枚のみ。 底面には部分的にクッションのようなものが貼られています。 CPU:Crusoe TM5600 533MHz チップセット:Crusoe TM5600+ALi M5229 メモリ(最大):128MB(128MB) HDD:10GB DVD-ROMドライブ:最大8倍速(CD-ROM最大24倍速) ビデオチップ:ATI RAGE Mobility-M ビデオメモリ:4MB SDRAM ディスプレイ:10インチFLバックライト付きTFTカラー液晶 最大解像度:1,280×600ドット サウンドチップ:AC ‘97 CODEC モデム:56kbps(V.90対応) キーボード:87キー インターフェース:USB×2、i.LINK(S400 4ピン)×1、 S-VIDEO OUT×1、LINE OUT×1、 ヘッドホン×1、マイク×1、モデム(RJ-11)×1、 PCMCIA TypeII(CardBus対応)×1 電源:リチウムイオンバッテリおよびAC電源 バッテリ駆動時間:約3.4時間 本体サイズ(W×D×H):264×183×315mm 重量:約1.5kg OS:Windows Me |
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