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IBM ThinkPad 570/570E/i1157ThinkPad570はA4ファイルサイズながら薄型の本体と ウルトラベースによる拡張性を備えた機種です。 ウルトラベース装着時はオールインワンのように使える 使い勝手のよさが売りになっています。 こちらがi1157をウルトラベースに装着した状態。 570とは共通のボディでスペックや色を変えた感じ。 画像では違いがわかりにくいですが、i1157は 色合いが銀色っぽく味付けされています。 ThinkPadと言えば黒ですが、折からの銀パソブームに 対抗しようとした苦悩が伺えます。 しかしそれはThinkPadのイメージを落とす結果になります。 i1157の銀色の塗装は色落ちしやすく、 個体差、個人差はあるでしょうが、たいていは パームレストの手のひらを置く部分から剥げてきます。 570はそのようなことはありませんが、 後述するような問題点もあり、それまでのThinkPadは 頑丈というイメージが大きく損なわれました。 ウルトラベースからFDDやCDDが取りはずせる構造です。 CDDはコンボドライブなどに交換可能。 また、本体と共通のバッテリーをウルトラベースにも 装着でき、長時間駆動できるようになっています。 FDDは、付属のケーブルを使うことで、 本体に直接接続できるようになっています。 なかなかいいコンセプトのモデルですが、 欠点もいろいろありました。 まず液晶のヒンジが弱い。ヒンジの部品に問題あり。 アルミのダイキャストにステンレスの棒を打ち込んでいる 部分が緩んだり、ダイキャストが割れる傾向があります。 570/570E/i1157あわせて7台ほど導入しましたが、 うち5台は液晶が垂直付近でないと倒れる状態に。 1台は両側のヒンジが壊れ、ブレーキなしの 状態にまでなってしまいました。 また、LCDバックライトの寿命が短い。 上のi1157の画像でもおわかりいただけますが、 傾向的に右のほうから暗くなってきます。 それらの問題がなければおもしろい製品なんですが・・・。 今となっては入手には二の足を踏む一品となってしまいました。 ThinkPad570 2644-1AJ CPU : PentiumII 333MHz mem : 64MB、HDD : 4.8GB XGA13.3インチTFT液晶 NeoMagic 256AV (VRAM2MB) ThinkPad 570E 2644-6B7 CPU : PentiumIII 500MHz mem : 128MB、HDD : 12GB ThinkPad i 1157 2644-DAJ CPU : Celeron 500MHz mem : 64MB、HDD : 6GB |
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