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Panasonic Let's note AL-N1T512J5

Panasonic Let's note AL-N1T512J5

栄えある Let's note ブランドの第一号機。
PRONOTE mini に寄せられた意見を元に
Panasonicが一球入魂で作り上げたB5ノートです。

発売当時、FPANAPCで「Let's noteモニター回覧」という
イベントがあり、使用レポートを会議室にアップすることを
条件に希望者に1週間無料で貸し出されました。
20人ほどが参加し、5ヶ月ほどかけて回覧されましたが、
ちばもその中の一人でした。

ここではそのときのレポートを掲載します。
一球入魂でかなり気合を入れた1週間でした。
いま書くより確実に詳しいです。(^^;)

着:9月24日、火曜日。 96/09/24 21:58
ついに、(;-;) やっと、(T-T) ちばの手元に届きました。

さっそく内容物の確認をしました。 OKのようですね。(^^)

まずは取り急ぎご報告まで。


                                 ちば
 注:到着したら即、内容物の確認をおこない、不足があった場合は会議室に報告
   するというルールでした。

報:はじめに。(能書きともいう) 96/09/25 18:27
 FPANAPC のみなさん、こんにちは。
 Let's NOTE 試用回覧12番手のちばです。
 (壁でも12番手を狙ってたりします。(^^;) 関係ないか。)
 当初19番手の予定でしたから、おそらく11月中旬頃のはずだったのですね。
 途中、回覧希望者再確認やSYSOP監査などありましたが、1ヶ月以上も早まって
 くれて嬉しいです。これもimagineさんのご尽力の賜物です。m(__)m


 さて、やっと届いたレッツノート。(^^)v
 しかし、回覧中だというのに巷ではすでに生産完了とのこと。(--;ゞ
 いまさら性能がどうだとか、機能やスピードがどうのとか書いても、これから
 購入する人がたくさんいるわけでなし、意味がない。
 どうせなら噂される後継機種や、その後の Panasonic 製品のお役に立ちそうな
 こと、また、いままでのレポートになかったことなどに重点を置いて書いて
 みたいなぁ、と思っています。
 といいつつ書かれていることもたくさん書いてしまいそうですが。(^^;)

 また、ちばはこれまで「いづれ回覧品が来る」との思いから、なるべく
 Let's NOTE に触れないように努めてきました。
 とはいえWindows Expoや秘密の○○(^^;)などで、思わず観たり触ったりして
 しまった上、MES7も何となく巡回して読んでしまっていたので、全く初めて
 見る新鮮さは残念ながら保てませんでした。
 しかし、本当にじっくりと時間をかけて触れるのは今回が初めてですので、
 なにか自分なりに感じたことがあれば、mes7やここでのレポートと重複する
 かも知れませんが書いてみようかと思います。

 # でも重複だらけになるでしょうね、きっと。
 # まあ、気にしだすと何も書けなくなりそうですので構わず書きます。


 それと、ご存じの方も多いと思いますが(^^;)、ちばは Jet mini 使い。
 やはりどうしても Jet mini との比較が中心になってしまうと思います。
  Jet mini を一度も観たことがない方がちばのレポートをご覧になった場合、
 意味不明となることがあるかも知れませんが、その点はあらかじめご容赦
 ください。

 Jet mini のカタログ画像や仕様一覧などはライブラリにアップされて
 いますし、外観は先頃発売になった Let's NOTE mini と同じです。
 といっても、mini を展示している販売店は限られていますので、
 目で見て比較できない方も多いと思います。
 そんな方はライブラリの9番に網走番外地さんがアップされた画像もあり
 ますので、それと文章である程度の判断をしていただければと思います。


 しかし、SHINCHAN さんの次というのが何とも言えないところですね。
 カラオケで自分の前に歌った人がプロだったようなもんです。(^^;;;)
 あいた口がふさがらないままマイクを受け取ったところですね。p(゚O゚)
 「池袋」ではゴニョゴニョゴニョ(^^;)。
 しかたがない。せいぜい胸張って歌いましょう。 Let's NOTE のうた。
 おっとっと、歌なんか歌っちゃうと壁に吸い込まれちゃうので(^^;)、
 閑話休題、ぼちぼちレポートしていきましょう。


                                 ちば
 注:imagineさん - FPANAPCのSYSOP。FPANAPC設立にあたり、単身松下電器に
   乗り込んで、情報提供を取り付け協力関係を築いた猛者です。
 注:生産完了 - 10/11には後継機の「AL-N1T513J5」が発売されました。
 注:MES7 - 当時の「Let's note会議室」です。
 注:網走番外地さん - FPANAPCではお世話になりました。ちばと同じmini使いで
  、ちばよりも早くからパソコンGPSを実践していた方です。
 注:SHINCHANさん - 初期のモバイラーのバイブルだったムック本、携帯PC活用
   Tipsの執筆陣のひとり。早くからJet miniを取り上げておられました。
 注:秘密の○○ - とあるオフ会のことですな。気にしないでください。(^^;)
 注:「池袋」 - とあるカラオケのことですな。気にしないでください。(^^;)

報:レポートその1。(外観) 96/09/26 14:36
1.まずは外観から。

 梱包箱から取り出す。 ん〜なかなかすっきりしたデザイン。
 Jet mini にはあった蓋のなみなみがないからかな?
 でも Jet mini を持ち慣れた手にはやや重く大きい、と感じる。
 ちょっと定規で測ってみると、本体部分の厚さが Jet mini に対しておよそ
 +3.5mm、液晶部分の厚さが+1mm といったところ。4mm 少々増しただけでも
 思った以上に厚さがあるように見えます。

 ちばはどうしても Jet mini と比較してしまうから大きく感じますが、
 A4ノートを見慣れていた方々から見ればかなり小さいと思うことでしょう。

 蓋を開けてみる。おお、液晶画面が大きい。
 フラットパッド採用のおかげで、キーボード面もすっきり。
 ん〜、これはつるつるパッドの方かな?(^^;)
 キーボードは Jet mini と同じだが、ファンクションキーに楽しそうな
 シルクが追加されている。 このシルク印刷はわかりやすくて良いと思う。
 しかしアームレストがあるのでちょっと違和感が。(^^;)
 もっともこれ、ちばがアームレストなしの Jet mini に馴染んでしまっている
 せいなので、ある方がいいのだろうと思う。 しばらく様子見。

 デザイン的にはシンプルですっきりしていて好感が持てます。


 気になる裏蓋は、約90度開くと止まるようになっている。 Jet mini では
 180度以上開いてしまい、そのまま置くとすぐポロッとはずれてしまったので
 改善されたと言える。 まだヤワな感もあるが、まずは合格。
 そのかわり、バッテリーカバーがひどい。こりゃひどい。(;゚)
 特にAのバッテリーを取り出そうとすると必ずと言っていいほどはずれる。
 こんなにはずれるのなら、小型ラジオの電池蓋のようにあらかじめスライド
 するとはずれる仕様にしたほうが良かったのではないでしょうか。

 バッテリーパック・AL-NFBL010J は、Jet mini の CF-VZS111 と同じものです。
 ただし、Jet mini 用のバッテリーにはロックするためのカバーがついています
 が、Let's NOTE のものにはついていません。
 試しに mini 用のカバーを外して Let's NOTE のものに付け替えてみました。
 結果、形状が同じなので問題なく付け替えられました。

 Let's NOTE と PRONOTE mini のバッテリーは共通化して、ロックカバーは
 追加購入したユーザー自身が機種によって付けはずしできるようにした上で、
 低価格化を検討して欲しいものです。

 ACアダプタ AL-AA170 は Jet mini のもの(FW-AA156)と比較してもほとんど
 同サイズでありながら2.33Aの出力。(miniのは1.9A)
 しかも2次側のコードは細く、取り回しが楽な上、1次側のコードは抜き差し
 出来るようになっている。 その上ワールドワイド仕様。 すばらしい!!

 フロッピードライブ AL-NFFE010J は Jet mini の CF-VFD111 と全く同じもの
 のようですが、Jet mini のときとは違い付属品です。
 mini 用のFDDをすでに所有しているユーザーには不要なわけですから、
 付属については意見の分かれるところだと思います。
 付属せずに、その分価格を抑えた方がいいかも知れないですね。

 PCカードスロットは左側に移動しましたね。
 これも右側に挿す癖がついているので、PCカードを持つ手が大きくさまよい
 ます。 そのあげく左手に持ち換え。 1週間で慣れるだろうか?
 Jet mini ではトラックボールのボタンが右奥についていたので、右手前の
 PCカードスロットは邪魔になったわけですが、Let's NOTE では右側面に
 ボタンはなくなったので、左である必要はなかったとも思います。
 それよりも可能な限り奥に配置したほうが良かったように思います。
 キーボードが奥に移動した分、手の小指側が当たる可能性が残っています。

 それと、ダミーカバーのままなのがやはり残念です。
 やはりシャッター方式に変更していただきたいと思います。
 こういうところでメーカーの品位が問われるのではないでしょうか。

 次にキーボードを上げてみました。左からファン、PCカードスロット、
 DIMMスロット、ビデオチップ、HDDが整然と並んでいるのが見て
 取れます。 それもびっしり詰まったという感じではなく、いくぶんの
 余裕を残した作りですね。 メモリーの装着もしやすそうです。
 ついでにHDDをはずしてみました。 ビスを2本はずすだけでいとも
 簡単に取り外せますので将来の拡張もしやすいですね。
 これは末永く使えるという安心感につながります。
 ユーザーの立場に立った作りとも言えるでしょう。



 ● その他細かいところですが・・・

 スピーカーは正面右側に移動ですね。
 これは蓋を閉じていても音が抜けるので良いと思います。

 シリアルポートとVGAポートが入れ替わっている。
 PS/2マウスポートと赤外線受光窓も入れ替わっている。
 これによりシリアルポートとPS/2ポートが端々まで遠ざかってしまった。
 だからどうということもないですが、SONY の IPS-5000 というGPS
 受信機を接続する際に、ちばだけが困る問題です。

 そういえば梱包箱には Let's NOTE と書いてありますが、本体には書かれて
 いないですね。 取説の表紙には Let's NOTE mini と同じロゴが印刷され
 ていますが、なぜ本体に採用しなかったのでしょう。

 シリアルナンバーのシール、相変わらず安っぽいです。
 はがれたり文字が消えたりしないものに変更したほうがいいですね。


              − つづく。−


                                 ちば
 注:つるつるパッド - フラットパッドをなぞるときの感触がつるつるしている。
   その後操作性やてかり防止の改善が施された「ざらざらパッド」が登場。
 注:バッテリーは共通化 - その後、共通化してくれました。シャッターも後継
   機ではつきました。松下はユーザーの声をよく聞いてくれるメーカーです。
 注:初代Let's noteではロゴなどが「Let's NOTE」となっていましたが、その
   後「Let's note」に統一されています。

報:レポートその2。(取説・充電・動作) 96/09/29 08:35
2.取説を読んでみる。

 取説は Jet mini 同様、非常に薄い。
 本編とセットアップガイド(Windows95用)に分かれていて、
 Win3.1プリインストール版には違うセットアップガイドがつくのだろう。
 2冊合わせても Jet mini のものより薄い。

 その割に要点は押さえられているので、さほど不満は感じない。
 しかし、基本編と応用編で同じようなことが書いてあるなどの無駄もあり、
 (たとえばP12とP31、P11とP32など)
 こういうところにPCカードの解説とか、ディスプレイの解像度や色数の
 解説など、初心者にも判るような説明を加えたほうがいいように思う。

 しかしながら、2台目購入層(中級者以上)をターゲットとして考えれば、
 充分な解説がなされていると言えるでしょう。



3.充電してみる。

 まずはバッテリーを放電させてから、と思い適当に使いながら落ちるのを待つ。
 すると、95が残量10%を警告してから何と45分以上持ちましたね。
 でも別の機会に試したときには、10分持ちませんでした。
 もうすこしあてになる警告をしてほしいです。
 放電が完了したところでバッテリーを抜いてみました。 奥がA、手前がB。
 2本とも 10.5V でした。

 充電開始。 BATTのLED2個ともオレンジに点灯。
 取説に書いてあるとおり、およそ3時間で充電完了。
 2本とも 12.5V です。まずは良好。

 バッテリー放電制御にパラレルとシリアルの2種類ありますね。
 取説によるとシリアルよりパラレルのほうが持ちが良く、シリアルでは
 A,Bの順に消費する、と書かれています。
 両方試してみたところ(暇な奴)、確かにパラレルのほうが持ちます。
 パラレル:約3時間、シリアル:約2時間でした。

 ただ、途中よく見ていなかったのですが、Aのランプが赤くなったので、
 もうすぐBに移行するのかな、と思っていたらシャットダウンしました。
 おや?と思ってバッテリー電圧を当たってみると2本とも消耗していました
 のでBから先に消費したように見受けられます。
 なにか手順を間違えたのかも知れませんが・・・・。
 もう一度テストする時間がとれるかどうか。


 ついで、といっては何ですが(^^;)、テストに役立つかも知れないと思い、
 RIKIさんの電池モニターをインストールして試してみました。
 これ、残り推定時間なんかも出てなかなかいいですね。
 しかし使用状態によってころころ大きく変わります。
 もっとも省電力設定ではHDDやLCDが動いたり止まったりする上に、
 CPUがセーブモードになったり急にファンが回ったりするわけですから、
 持続時間がばらつくのは当然といえば当然ですね。



4.動かしてみる。

 電源スイッチは右側面に移動され、スライド式になりましたね。
 やや凹んでいるので誤操作はしにくいでしょう。
 ただ、反応がやや鈍い。誤操作防止の兼ね合いもあるのかも知れないですが、
 サスペンドするときなど5秒以上かかることもありました。
 スイッチがちゃんと押されていなかったのかと思ってしまいます。
 検知したらランプの色を変えるなどの工夫が欲しいですね。
 それよりも誤操作防止のために反応を遅くしているのだとしたら、むしろ
 スイッチをキーボード面に配置する方がよいでしょう。
 そうすれば蓋を開かないと操作できなくなります。

 電源投入時、なぜか騒がしい。どうやらファンが回っているようです。
 サスペンドからの復帰時はファンは回らない。(わずかに回るが)
 電源投入時にファンを回転させる必要性が特になければ、回らないようにした
 ほうが静かでバッテリーも消費しないのでいいと思う。

 まずはオリジナルのまま起動してみた。ん〜、95の起動が速い速い。
 TFT液晶画面も実に美しい。視野角もかなり広い。

 フラットパッドはなかなか慣れないですね。
 指2本ぜめ!! ん〜、なるほど。多少は細かい動きに効果がある。
 パッドをたたくとクリックになる。これはいいアイデアだ。(^^;)
 とりあえずマウスのプロパティでポインタの速度を思いっきり遅く、軌跡を
 長く表示に変更してみる。なかなかいい案配になってきた。ということは
 パッドの感度(dpiのほう)が高すぎるのではないだろうか。

 アームレストは馴れてくるとやはり手が楽。 しかし、手汗が出たりした場合、
 目立ちやすいのが難点(今日は疲れているらしい)。

 Fn+ファンクションキーによる各種操作を試してみる。
 特に下記2点は思わしくない。
 ・ ボリューム  大/小/OFF 小でもうるさい。大だと音が割れる。
 ・ バックライト 高輝度/通常  通常でも眩しい。高輝度だともっと眩しい。
 大/高輝度とも、設定されているポイントが悪いというわけではなく
 いづれも下の方にあと2段階ぐらいの調節が欲しいと感じました。
 どちらも省電力に貢献すると思うのですが・・・・。

 セットアップユーティリティ・WSETUPN1 は Jet mini の SETUP11 と比較すると
 省電力設定にユーザー設定という項目があり、AC駆動時とバッテリー駆動時の
 それぞれ個別に自由度の高い設定が可能になっていて好感が持てます。
 特にスタンバイタイムアウト・サスペンドタイムアウト・ハードディスクタイム
 アウトの3項目に対してはそれぞれ1,2,5,10,15,30分および無効が選択でき、
 その他のCPUスピードとLCDバックライトは通常/省電力、CPUタイム
 アウトについては有効/無効の選択が出来るようになっている。
 あと、COMポートやPCカード関係の省電力設定ができれば嬉しいのですが。

 マイクロソフトFAXとケーブル接続をインストールして試しましたが良好。
 FD、VZ、NIFPなど普段愛用しているDOSアプリを使用してみると、
 じつにサクサク。さすがはP5−120。

 DOSモードではフルスクリーン表示されず、対角21cm程度になりますが、
 Jet mini を測ってみると19.5cmなのでやや大きいですね。
 ウィンドウ表示でフォントサイズを 10x20 程度にすればほぼフルスクリーン
 26.5cmを生かしたサイズになりますが、ちょっとでかすぎ?
 フォントサイズ 8x18 程度で使用すれば文字も小さくならず、描画速度以外は
 快適に使用できます。


              − つづく。−


                                 ちば
 注:AL-N1はPRONOTE miniと共通のバッテリーを2本同時に挿せるようになって
   いて、BIOSで同時消費/順次消費の切り替えができました。
 注:指2本ぜめ - 当時のLet's note会議室(MES7)で、操作しづらいフラット
   パッドを制御しやすい操作方法としてもてはやされました。
   決していかがわしいものではありません。(^^;)
 注:RIKIさん - モバイルノート系のフォーラムで幅広く活躍されている
   方です。FPANAPC内よりFVAIOでのほうが有名でしょうね。

報:レポートその3。(消費電流・HDD) 96/09/30 11:29
5.各動作時の消費電流。

 この測定の目的ですが、このフォーラムの LIB 9 にアップさせていただいた
 拙作の mini 用自作カーアダプタが、Let's NOTE で使用できるかどうかを
 調べるためです。

  【電流測定結果】

    状態   モード  バッテリー本数  電流
   ----------------------------------------------------------
   パワーOff     バッテリー1本 0.75A
            バッテリー2本 1.15A
   ----------------------------------------------------------
   パワーOn  標準   バッテリー1本 1.35A
      標準   バッテリー2本 1.60A
     標準   バッテリー0本 1.15A
   パワーOn  省電力  バッテリー1本 1.10A
         省電力  バッテリー2本 1.20A
      省電力  バッテリー0本 0.95A
   ----------------------------------------------------------
   上記の様な結果になりました。アナログ電流計で測定しましたので
   ピーク電流ははっきりしませんが 2.2A ぐらい流れるようです。

 結果といたしましては、省電力モード時にHDDがリトラクトしたときでも
0.75A 程度は消費しているようですので、残念ながらちばの mini 用自作
カーアダプタは Let's NOTE では使えません。(T-T)
 カーナビテストはバッテリーでやるとするか。

 充電と電源投入を同時に行わないように配慮した使い方をしたとしても、
 Let's NOTE の場合は、最低でも 1.2A 程度の電流容量が必要です。

 サスベンド中の消費電流は小さいので、ちばの電流計では測定できません
 でしたが、取説に満充電で14日程度もつと書かれているので、おおよそ
 1200mAh × 2本 ÷ 14日 ÷ 24h = 約7mA といったところでしょう。


 それから測定中に気づいたのですが、フラットパッドは意外に電流を食う
 ようです。 ポインタを大きく動かそうとしたときなど、およそ 150mA ほど
 流れてしまいますね。
 mini のトラックボールやマイクロソフトマウスなどは数十mA程度のようです
 からかなりの差があります。
 外出中はなるべくショートカットキーで操作しましょう。


 もうひとつ、[3.充電してみる。]の項で試してみたシリアル放電の追試が
 できました。

 前回同様 BATT-A ランプが点灯してしばらく使ったところでバッテリー電圧を
 測定してみると、A:9.2V、B:11.9Vだったので、取説どおりAから消費
 していることがわかりました。 (最後には BATT-B のランプも点灯して、
 程なくシャットダウンするようです。)
 ここはよくよく考えたら PopUp アイコンを使えば、電圧測定などしなくても
 どちらが減っているかすぐ分かったのでした。(^^;) まだ使い馴れてない。

 しかしここでAバッテリを、ロックカバーを外した Jet mini のバッテリーと
 交換しようとしたところ、Aバッテリーを抜いてすぐ容量不足の警告が出て、
 シャットダウンしてしまいました。 これには唖然。

 つまり、シリアル設定でバッテリーを交換しようと思ったら、 BATT-A ランプ
 が赤く点灯したら速やかに交換しなければならない、ということです。
 これではタイミングを逸すると交換し損なう、ノンストップで動かしたいのに
 自らシャットダウンさせてしまうことになりかねない。
 これでは困るので、交換を示唆する何らかの表示が必要、それができないなら
 せめて交換時期を取説に明記すべきだと思います。



6.Jet mini の環境を再現。

 Jet mini の HDD を換装したために余っていた、もともと Jet mini に
 入っていた Seagate の HDD を Let's NOTE に入れて動作させてみました。
 Let's NOTE はキーボードを上げ固定ビス2本をはずすだけで HDD の交換が
 容易に出来るので、わずか3分で以前の Jet mini の環境が立ち上がって
 きました。

 ビデオ/サウンドドライバなともそのままで全く問題なく動作します。

 MS-DOS での起動は大変速いですね。Win3.1 も高速起動。
 DOSアプリはどれもサクサク。LHA の圧縮解凍などもサブノートとは思えない
 スピードでガンガン進みます。
 これはいい。 Jet mini より重く大きくなってもいいかなぁ、と一瞬考えて
 しまいました。


              − つづく。−


                                 ちば
 注:mini用カーアダプタはこちら。その後、1.7Aの「mini用カーアダプタ2
   を作成し、現在に至っています。
 注:Windows3.1のビデオドライバはLinuxのXwindowのようにシビアな部分が
   ありましたので、そのままサクサク動いたのには本当に感動しました。



報:レポートその4。(カード・カーナビ) 96/09/30 11:29
7.手持ちのカードで。

 次はありきたりですがPCカードの動作確認です。

   種類    メーカー   型番       95   DOS
 -------------------------------------------------------------
   モデム   AIWA PV-JF288     ○    ○
   モデム   AIWA PV-JF2882     ○    ○
   LAN   CONTEC C-NET(PC)C    ○    ○
   SCSI  RATOC REX-5535     ○   未確認

 残念ながら残り時間がなくなってきたので、DOSでのSCSIカードのテストは
 出来ませんでした。
 もっとも Jet mini と大体同じでしょうから動作する可能性大です。

 それよりもサスペンド中はPCカードへの電源供給が止められるように変更して
 いただきたいです。抜き忘れてサスペンドするとバッテリーを使ってしまうのは
 本当に困り者です。



8.やっぱりカーナビ。

 Let's NOTE の大画面でカーナビ、してみました。
 以前LIB9にもアップしました mini 用カーナビボードに応急処置を施して
 Let's NOTE で使えるようにしました。固定部分の厚さが Jet mini は 22mm、
 Let's NOTE は 28mm 、この部分を補っただけですが。(^^;)

  27 金 アトラスRDインストール
  28 土 ボード加工、ナビ準備
  29 日 カーナビテスト

 アトラスRDのほかGPS Player , RD Link , NAVIPAK2 (全てFGPSにあります)
 などパソコンカーナビするのに必要なソフトをインストールします。
 次に手動ルート設定を行います。 音声でナビして欲しい地点を登録します。
 次にカーナビボードで車に取り付け。いやぁ、大画面だ。
 この取り付けた時の画像は近々LIB9にアップします。

 で、日曜日は船橋競馬場でフリーマーケットがあったので、自宅からららぽーと
 までのコースを設定しました。(この設定が自動化できればなぁ)

 実際に車内でテストしてみると不都合な点がありました。
 ・画面が白っぽくなりバックライトを暗くしても地図データが見づらい。
 ・スピーカー部分がボード下部に当たってしまうのでよく聞こえない。
 後者は自分なりに取り付けボードを改良すれば済む問題です。 前者は画面を
 あまり上に向けると光が映り込むので、やや下向きだったせいもあるのですが、
 やはり輝度やコントラストの調整ができるよう改善して欲しいです。
 バックライト2段階だけでは如何ともしがたいです。

 まあしかし、大画面はやはりいいですね。 しかもTFTなので美しい。
 特に地図画像は細かいので、この部分の出来は重要です。
 ただ、調整が効かないので外部の明るさの変化には弱いかも。



9.再インストール。

 いよいよもとの環境に戻すため41枚のフロッピーと格闘。
 そのあとにドライバの入れ替えもおこなう。
 ん〜なんてめんどくさいんだ。次機種からはCD−ROM付けてください。

 ところでインストールしてみて気がついたのですが、Win95のDISK8
 にて回転中擦るような異音が出ました。 ファイルは読めていますが、気持ち
 悪いので一応別のFDにDISKCOPYして同梱しておきました。
 手元にFDがあまりなかったのでちょっと古いディスクです。
 まあ、2枚にしておけば両方アウトということはないでしょう。

 再インストールも終了し、正常に起動するのも確認できました。
 いよいよお別れの時がやってきたようです。
 箱詰めも終わり、これから発送です。
 では、レッツ君、さようなら。 (;-;)/~
 寂しくなったらいつでも戻っておいで。(^^;)
 (戻ってこいよォ、はらったま、きよったまぁ。)


              − おわり。−


                                 ちば
 注:シフトレバーを「P」に持っていくと、キーボードに当たりそう(あと2cm)
   でしたが、10.4インチのカーナビは超迫力ものでした。miniでもそこらの
   カーナビに比べたら充分でかいんですが、これは最高にすごかった。
   あとにも先にもこれ以上の画面サイズのカーナビは体験しておりません。
 注:このモニター回覧の最後には、モニターした人の中から抽選で1名様に
   モニター品をプレゼントするという企画でしたので、それはそれは
   気合が入りました。(^^;) 当選者は順子>^_^<さんでした。



報:さいごに。(疲れた。) 96/09/30 11:29
 いやぁ、いじり倒しました。 ちょっと疲れました。(-o-)フウ
 けどもう少し時間が欲しかったですね。 IrDAも試したかったし。
 いろいろ不満な点や問題と感じたことなど書き連ねましたが、トータルで
 考えるに、Let's NOTE 、とってもグーです。(^^)v
 奥行き3センチ、厚さ5ミリだけでぐんと液晶が大きくなるわけですから。
 満喫しました。別れが寂しいです。

 ところどころちば流の変なレポートになってしまった点はお詫びします。

 最後に、このような機会を与えてくださった FPANAPC スタッフの皆様、
 並びに松下電器産業株式会社殿に深く感謝いたします。m(__)m


                                 ちば
 注:この頃のちばはまだFPANAPCの一般会員でした。
   このあとかくかくしかじかあって、6番会議室「miniの部屋」のボードリー
   ダーとなり、その後スタッフになりました。
 注:このモニター回覧に使用されたLet's note 「AL-N1T512J5」はPanasonic
   からFPANAPCに提供されたものでした。







 

 
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