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東芝 Libretto SS1000


Toshiba Libretto SS1000

初代Libretto20はVHSカセットサイズの筐体に
6.4インチカラー液晶を搭載し、実用的なCPUパワーと
持ち運びに適したサイズで衝撃的デビューを飾りました。
液晶横にポインティングデバイスを配したデザインも
なかなか秀逸で人気を博しました。

もちろんキーピッチは狭いし画面もVGAだし
ハードディスクは270MBしかないし
PCカードスロットはひとつしかないし
そのスロットにFDドライブがつながる仕様だし
メモリは専用のものが必要だし・・・と
不満を挙げればきりがないですが。

さらにハードディスクの取り出しが簡単にできるにもかかわらず
その厚さが8.45mmと薄く、事実上換装できないという
大きな悩みを抱えている機種でもありました。
そのため、ハードディスクが入る部分の筐体を切り抜き、
標準厚のドライブが入るようにしてしまう「裏切り」という
荒業を実践する先達がたくさんあらわれました。

その後Libretto30, 50, 60, 70 と、ハードディスクの容量は
増えてはきたものの、メモリを中心に制限がありました。

Libretto

CPU
Clock

HDD
厚さ

Mem
(MAX)

備考(感想?)

20

Am486DX4
75MHz

270MB
8.45mm

8MB
(20MB)

CPU速度は我慢できても、メモリ/HDD容量がつらい。

30

Am5x86DX4
100MHz

500MB
8.45mm

8MB
(20MB)

Win95ならなんとか実用になるもやはりメモリがつらい。

50

Pentium
75MHz

810MB
8.45mm

EDO16MB
(32MB)

Win95はこれで充分。
しかし発熱がすごかった。

60

Pentium
100MHz

810MB
8.45mm

EDO16MB
(32MB)

発熱はともかく、企業努力で電池の持続が向上した。

70

MMX
120MHz

1.6GB
9.5mm

EDO16MB
(32MB)

キーピッチ拡大。Win98が視野に入るもやはりメモリが。

100

MMX
166MHz

2.1GB
9.5mm

EDO32MB
(64MB)

ワイド液晶。カード2枚挿し。大型化するも使いやすい。

M3

MMX
133MHz

2.1GB
8.45mm

EDO32MB
(96MB)

わざわざクロックを落として持続時間を延ばしている。

SS1000

MMX
166MHz

2.1GB
6.35mm

EDO32MB
(96MB)

軽量・薄型化のためにHDDまでも薄くしてしまった。

SS1010

MMX
233MHz

2.1GB
6.35mm

EDO64MB
(96MB)

その気になればWin2000だって動くが、HDD容量が。

ff1050

MMX
233MHz

3.2GB 8.45mm

EDO32MB
(96MB)

ここへ来て液晶がSTNってのは信じがたい。

ff1100

MMX
266MHz

3.2GB 8.45mm

EDO64MB
(128MB)

カメラとリモコンなんかがついちゃったりしてます。

ff1100V

MMX
266MHz

6.4GB 8.45mm

EDO64MB
(128MB)

次のLシリーズはLibrettoとは呼び難いサイズに。

Libretto100になってはじめて、9.5mm厚のHDDが搭載されましたが、
全体の厚みも増してしまい、生粋のリブラーからは
Lib100は「Librettoにあらず」と非難されたりもしました。
ワイド液晶7.2インチ・800×480ドットで、PCカードスロットを
2つ備えており、なかなか見所がありますし、
今考えるとサーバー用途には最適かも知れませんが。



さぁ、そしてその次に登場したのが、今回ご紹介する
Libretto SS1000 なのであります。

不評だった厚手のLib100を反省してか、逆に薄くしてきました。
というより "VAIOショック" の影響をもろに受けたものと思われ、
軽薄銀パソブームに乗っかろうとしたようです。

ハードディスクはなんと6.35mm厚とさらに薄いものになり、
従来のように外から簡単にとりはずせる仕様でもない。
筐体がマグネシウム合金になったため、
「裏切り」もかなりの力技が必要となってしまいました。


標準的な9.5mm厚とSS1000の6.35mmを比較してみる

HDD容量は2GBでしたので、「当時」としてはまずまずの
容量ではありましたが、アプリをいくつかインストールするとか
流行り始めてきたデジカメの画像を保存しだしたりすると
すぐいっぱいになってしまう微妙な容量でもありました。

また、ひとつしかないPCカードスロットの補完としての救世主に
なりそうなUSBが装備されているのに、ポートがポトリ側にしかなく、
持ち歩かなくてはならない不条理さもありました。



そんなこんなで、ちょっと静音サーバー代わりに使ったあと
埋もれていたSS1000でしたが、時代が救ってくれることになりました。

日立から7mm厚の1.8インチHDDが登場したのです。
しかも2.5インチHDDとピン互換。容量は20GB。静音流体軸受け。


Travelstar C4K40 シリーズ HTC424020F7AT00
http://www.hitachigst.com/japanese/products/travelstar/c4k40.html

これさえあればファイルサーバーにだってなるし、
本来のミニノートとしてもデータをたくさん積んで持ち歩ける・・。
よっしゃ、HDDの換装だぁ、と思い立ちました。


SS1000の6.35mmと1.8インチ7mmを比較してみる
突起部分の位置が違うので錯覚するが、奥の方を見るとほとんど差はない。

加えて各所で情報提供されているUSBポート内蔵化や
クロックアップをおこない、一気にパワーアップして
再生することにしました。

最近はVirtual PCなどでの仮想テスト空間が実用になる
マシンパワーが得られるようになってきましたが、
それとは別に持ち運べるテスト環境が欲しいと思っていたので、
SS1000が復活することでその一翼を担ってくれそうです。

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実際に、2005年5月より、当サイトはこの20MB化した
新生SS1000の上で運用しています。
居間の無線LANルータの横で静かに邪魔にならずに
日夜活躍してくれています。本当に静かです。
流体軸受けによる静けさ以上に、1.8インチであることに
よる効果が高いと思われます。

2007年6月現在、設定修正やカーネルアップに伴う
再起動を除けば不慮のトラブルなどもなく、
元気に動きつづけています。

そのため、上記の移動実験用としての利用が
できなくなったので、故障時の入れ換え用を兼ねて
もう1台入手してしまいました。
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というわけで、以下は一気に加工したときのメモです。


分解 ・ クロックアップ233MHz ・ HDD換装20GB ・
USBポート内蔵 ・ LCDパネルスイッチ修復 ・ BIOSアップ








 

 
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